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問1

 キャッシュメモリに関する次の記述を読んで、設問1,2に答えよ。

 キャッシュッモリとは、主記憶とCPUの間に置く高速アクセスが可能なメモリで
ある。キャッシュメモリとCPU及び主記憶との関係を図1に示す。データをキャッ
シュッモリに保持しておくことによって、CPUは速度の遅い主記憶に直接アクセス
しなくて済むので、処理の高速化が図れる。

22sppm_00.png

ここでは、ハードウェアのアーキテクチャを次のように仮定する。
(1) 主記憶はブロック(1ブロックは100語から成る)に分類されている。各ブロッ
 クには、その先頭番地が小さいものから順に1,2,3,・・・とブロック番号が振られ
 ている。主記憶とキャッシュメモリ間はブロック単位でデータが転送される。
(2) キャッシュメモリには、命令を保持しておく命令キャッシュと、データを保持
 しておくデータキャッシュの2種類がある。ここでは、データキャッシュ(以下、
 キャッシュという)だけを考える。
(3) キャッシュの構成は、図2のとおりとする。
 ① キャッシュは、ディレクトリ部とデータ部から成る。
 ② データ部はバッファ1~3の三つのバッファから成り、各バッファは1ブロッ
  ク分の主記憶の内容を保持できる。
 ③ ディレクトリ部は、データ部のバッファ1~3に対応したディレクトリ1~3
  から成る。それぞれのディレクトリは次の内容を保持する三つのフィールドから
  成る。
   なお、データ部のバッファが未使用の場合は、対応するディレクトリの三つの
  フィールドすべてに0が入っている。
  (イ) ブロック番号:対応するデータ部のバッファが保持する主記憶のブロック
            番号
  (ロ) 順位  :キャッシュ内に最も古くから存在するブロックから順に1,2,3
          と番号が振られる。
  (ハ) フラグ :対応するデータ部のバッファにブロックを読み込んだとき、0に
          初期化される。対応するデータ部のバッファに保持されている内
          客がCPUの処理によって変更されると、1に変わる。

22sppm_01.png

  擬似言語で表現された次の繰返し処理を実行する場合について考える。
[繰返し処理]
   22sppm_02.png
(1) 配列A,B,C及びDは100個の要素から成り、1要素は1語である。添字は0か
 ら始まるものとする。
(2) データ領域の主記憶への割付けは、次のとおりとする。
 ① Aの配列領域:4000~4099番地(ブロック番号41)
         A[0]は4000番地、A[1]は4001番地という順に割り付けられる。
 ② Bの配列領域:4100~4199番地(ブロック番号42)
 ③ Cの配列領域:4200~4299番地(ブロック番号43)
 ④ Dの配列領域:4300~4399番地(ブロック番号44)
 ⑤ 定数-1と99の格納領域:4400,4401番地(ブロック番号45)
(3) 定数iはレジスタを使用し、主記憶への割付けは行わない。
(4) プログラム領域の内容は表1のとおりとする。参照ブロックの数値は、その命令
 を実行するときにCPUが参照するデータのブロック番号を示す。

22sppm_03.png

 命令の形式は次のとおりとする。
 LOAD / ADD / STORE Rn,adr[,rx] :
   定数adrはアドレスを示す。Rxは指標レジスタである(省略可能)。Rxを指
   定した場合の実効アドレスは、定数adrとRxの内容を加算した値が示す番地
   とする。
   LOADは、実効アドレスが示す番地に格納されている内容を、レジスタRnに
   設定する。
   ADDは、レジスタRnの内容に実効アドレスが示す番地に格納されている内容
   を加えて、レジスタRnに設定する。
   STOREは、レジスタRnの内容を実効アドレスが示す番地に格納する。
 ADDR Rn,Rm :レジスタRnの内容にレジスタRmの内容を加えて、レジスタRnに
         設定する。
 JNM  adr :直前の演算結果が0以上ならばadr番地へジャンプする。

設問1 次の(1)~(6)に従がって、1000番地のLOAD命令を実行した直後、及び1006番地
     のSTORE命令を最初に実行した直後のディレクトリ部の内容を、図3と図4に示
     す。H23fa_pm00.pngに入れる正しい答えを、解答群の中から選べ。

     (1) 参照ブロックがキャッシュ内にある場合は、キャッシュ内のデータが使用
      される。
     (2) 参照ブロックがキャッシュ内にない場合(以下、ミスという)は、参照ブ
      ロックが主記憶からキャッシュに読み込まれ、対応するディレクトリのフラグ
      の内容は0に初期化される。
     (3) CPUが参照ブロックに対してSTORE命令を実行した場合は、対応するディ
      レクトリのフラグの内容は1に変わる。
     (4) ミスが起こったときにキャッシュ内に未使用のバッファがある場合は、未
      使用のバッファの中で最も番号が小さいバッファに参照ブロックを読み込み、
      順位を更新する。
     (5) ミスが起こったときにキャッシュ内に未使用のバッファがない場合は、次
      のキャッシュ更新ロジックを用いる。
       キャッシュ内に最も古くから存在するブロックが格納されているバッファに、
      参照ブロックを読み込み、順位を更新する。ただし、対応するディレクトリの
      フラグの内容が1だったときは、そのブロックを主記憶に書き戻してから、参
      照ブロックを読み込み、順位を更新する。
     (6) プログラム実行開始時は、キャッシュ内にデータが入っていないものとす
      る。

22sppm_04.png

解答群
 ア 0        イ 41        ウ 42
 エ 43       オ 44        カ 45

※解答・解説はマウスをドラッグすると表示されます。

(a)1000番地のLOAD命令を実行した直後のディレクトリ1のブロック番号
表1から、
1000番地の命令は「LOAD R1,4400」
処理内容は「-1をR1に設定」
参照ブロック「45」

参照ブロックが「45」とあるので、カが正しい。



(b)(c)1006番地のSTORE命令を最初に実行した直後のブロック番号
参考)設問2を見ると、1005番地までのディレクトリ部の内容が載っている。
1000番地:「LOAD R1,4400」参照ブロック:45
⇒4000番地(ブロック番号45)の内容をレジスタR1に設定する。
(ディレクトリ1=45(1)、ディレクトリ2=未使用、ディレクトリ3=未使用)

1001番地:「LOAD R2,4401」参照ブロック:45
⇒4401番地(ブロック番号45)の内容をレジスタR2に設定する。
(ディレクトリ1=45(1)、ディレクトリ2=未使用、ディレクトリ3=未使用)

1002番地:「LOAD R3,4000,R2」参照ブロック:41
⇒4000番地(ブロック番号41)の内容をレジスタR2に設定する。
(ディレクトリ1=45(2)、ディレクトリ2=41(1)、ディレクトリ3=未使用)

1003番地:「ADD R3,4100,R2」参照ブロック:42
⇒レジスタR3の内容に4100番地(ブロック番号42)の内容を加えてR3に設定する。
(ディレクトリ1=45(3)、ディレクトリ2=41(2)、ディレクトリ3=42(1))

1004番地:「ADD R3,4200,R2」参照ブロック:43
⇒レジスタR3の内容に4200番地(ブロック番号43)の内容を加えてR3に設定する。
ディレクトリ部は全て使用されているので、最も古いディレクトリ部が書き換わる。
(ディレクトリ1=43(1)、ディレクトリ2=41(3)、ディレクトリ3=42(2))

1005番地:「STORE R3,4000,R2」参照ブロック:41
※CPUが参照ブロックに対してSTORE命令を実行した場合は、対応するディレクトリのフラグ内容は1に変わる。
⇒レジスタR3の内容を4000番地(参照ブロック41)に格納する。
※参照ブロックがキャッシュ内にある場合は、キャッシュ内のデータが使用される。
ブロック番号41はディレクトリ2に存在しているので、順位の変動は無し。

1006番地:「STORE R3,4300,R2」参照ブロック:44
⇒レジスタR3の内容を4300番地(ブロック番号44)に格納する。
ディレクトリ2の内容を書き換える。
(ディレクトリ1=43(2)、ディレクトリ2=44(1)、ディレクトリ3=42(3))

従って、ディレクトリ1のブロック番号は43、ディレクトリ3のブロック番号は42となる。

∴(b)
∴(c)


設問2 設問1の(5)のキャッシュ更新ロジックを、次に示す新しいキャッシュ更新ロ
     ジックに変えた場合の、ディレクトリ部のブロック番号とフラグの内容の変化を、
     表2に示す。H23fa_pm00.pngに入れる正しい答えを、解答群の中から選べ。

     [新しいキャッシュ更新ロジック]
      参照されていない時間が最も長いブロックが格納されているバッファに、参照
     ブロックを読み込む。
      なお、この更新ロジックでは、順位の付け方も変更されていて、キャッシュ内
     で参照されていない時間が最も長いブロックから順に1,2,3と番号が振られる。

22sppm_05.png

解答群
 22sppm_06.png

※解答・解説はマウスをドラッグすると表示されます。

フラグ:対応するデータ部のバッファにブロックを読み込んだとき、0に初期化される。対応するデータ部の
    バッファに保持されている内容がCPUの処理によって変更されると、1に変わる。

※参照されていない時間が最も長いブロックが格納されているバッファに参照データを読み込む。

1006番地:「STORE R3,4300,R2」参照ブロック:44
⇒(ディレクトリ1=43 フラグ0(3)、ディレクトリ2=41 フラグ1(2)、ディレクトリ3=44 フラグ1(1))

1007番地:「ADDR R2,R1」
⇒レジスタR2の内容にレジスタR1の内容を加えて、レジスタR2に設定する。
ブロックは参照されていないので順位変動無し

1008番地:「JNM 1002」
⇒直算の演算結果が0以上ならば1002番地へジャンプする。
ブロックは参照されていないので順位変動無し

1002番地:「LOAD R3,4000,R2」参照ブロック:41
⇒ブロック番号41はディレクトリ2に存在している。
(ディレクトリ1=43 フラグ0(3)、ディレクトリ2=41 フラグ1(1)、ディレクトリ3=44 フラグ1(2))

1003番地:「ADD R3,4100,R2」参照ブロック:42
⇒ディレクトリ1を書き換える。
(ディレクトリ1=42 フラグ0(1)、ディレクトリ2=41 フラグ1(2)、ディレクトリ3=44 フラグ1(3))

従って、
(d)ブロック番号41、フラグ1
(e)ブロック番号44、フラグ1
(f)ブロック番号42、フラグ0

∴(d)
∴(e)
∴(f)
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問2

 コンパイラの処理内容に関する次の記述を読んで、設問1~4に答えよ。

 コンパイラとは、プログラム言語で記述された原始プログラムを翻訳して目的プロ
グラムを生成するためのソフトウェアである。コンパイラの処理過程において、構文
解析は字句解析が出力する字句を読み込みながら構文木を生成し、その字句の列が文
法で許されているかどうかを解析する。

設問1 次の記述中のH23fa_pm00.pngに入れる正しい答えを、解答群の中から選べ。

      2項演算子から成る式の構文は、2分木で表現される。2分木から目的プログラ
     ムを生成するには、2分木を深さ優先で探索しながら、帰り掛けに節の演算子を
     評価する。式の構文木と探索順序の例を図に示す。

22sppm_02-01.png

      探索の結果、図の構文木の例は、aとbに対して演算opを施し、その結果とc
     に対して演算opを施すと解釈される。
      括弧を含む式では、演算の優先度は、括弧内の優先度が高く、それ以外は左か
     ら右に式を評価する。このとき、次の式に対する構文木はH23fa_pm00.pngである。

      式: a op (b op c) op d

解答群
 22sppm_07.png

※解答・解説はマウスをドラッグすると表示されます。

aとbに対して演算opを施し、その結果とcに対して演算opを施す。
(a op b) op c となる。

式:a op (b op c) op d
① ( )内が優先されるので、bとcに対して演算opを施す。
② その結果とaに対して演算opを施す。
③ その結果とdに対して演算opを施す。
という、構文木を選べば良い。

ア:a op (b op (c op d))
イ:a op b op (c op d)
ウ:a op d op (b op c)
エ:a op ((b op c) op d)
オ:a op (b op c) op d



設問2 次の記述中のH23fa_pm00.pngに入れる正しい答えを、解答群の中から選べ。

      プログラム言語の文法は、構文規則で規程される。式の構文規則では式の構文
     を規程しているだけでなく、演算子の優先順位や結合規則も規程している。例と
     して、優先順位が異なる演算子op1,op2と括弧を用いた式の構文規則を考える。

     [式の構文規則]
     (1) 式 → 項|式 op1 項
     (2) 項 → 因子|項 op2 因子
     (3) 因子→ 名前|(式)
     (4) 名前→ a|b|c|d|e
      "→"は、左側の構文要素が右側で定義されることを示す。
      "|"は、"又は"を意味する。

      深さ優先で探索すると仮定すれば、与えられた式に含まれる演算子op1とop2
     の演算順序は、[式の構文規則]から生成可能な構文木で表現できる。例えば、
     次の式に対して[式の構文規則]を適用した構文木はH23fa_pm00.pngである。

      式: a op1 b op2 c op2 (d op1 e)

解答群
 22sppm_08.png

※解答・解説はマウスをドラッグすると表示されます。

ヒント)設問3をよく読むと、「op1は"+"、op2は"×"に対応し」とある。
よって、この式は、a + b × c × (d + e)となる。
この構文木を選べば良い。

ア:a + b × (c × (d + e))
イ:a + b × c × (d + e)
ウ:(a + b × c) × (d + e)
エ:(a + b) × (c × (d + e))
オ:(a + b) × c × (d + e)



設問3 次の記述中のH23fa_pm00.pngに入れる正しい答えを、解答群の中から選べ。

     構文解析した結果は、構文木で表現する以外に、2分木と等価な表現の後置表
    記法(逆ポーランド表記法)で表現できる。後置表記法では、演算で使用する二
    つのオペランドを演算子の前に記述する。そして、後置表記法は、構文木を探索
    して得られる演算順序を表現したものであると考えることができる。例えば、設
    問1の図の例で、演算子opを加算+とした場合、後置表記法ではab+c+とな
    る。これは、aとbを加算し、その結果とcを加算することを表している。
     後置表記法を用いて式a×b+c×d+eを表現するとH23fa_pm00.pngになる。こ
    こで、加算+と乗算×は、それぞれ設問2の演算子op1とop2に対応し、演算の
    優先順位や結合規則は、[式の構文規則]に従うものとする。

解答群
 ア abcd××+e+      イ abc×+d×e+
 ウ ab×cd×+e+      エ ab×c+d×e+

※解答・解説はマウスをドラッグすると表示されます。

a×b+c×d+eを後置表記法で表す。
①a×b → ab×(abを掛ける)
②c×d → cd×(cdを掛ける)
③ab×cd×+(abを掛けたものと、cdを掛けたものを足す)
④ab×cd×+e+(abを掛けたものとcdを掛けて、足したものをeと足す)



設問4 次の記述中のH23fa_pm00.pngに入れる正しい答えを、解答群の中から選べ。

      後置表記法で表現された式は、スタックを使って左から右に評価することがで
     きる。式a+b+c×dを後置表記法に変換して評価する場合、スタックの操作
     順序はH23fa_pm00.pngである。ここで、スタックを操作する命令として次の種類が
     ある。また、加算+と乗算×は、それぞれ設問2の演算子op1とop2に対応し、
     演算の優先順位や結合規則は、[式の構文規則]に従うものとする。

22sppm_02-02.png

解答群
 ア push(a)→add→push(b)→add→push(c)→mul→push(d)
 イ push(a)→push(b)→add→push(c)→mul→push(d)→add
 ウ push(a)→push(b)→add→push(c)→push(d)→mul→add
 エ push(a)→push(b)→push(c)→push(d)→add→add→mul

※解答・解説はマウスをドラッグすると表示されます。

式:a + b + c × d

ア:push(a)→ add だと、オペランドを2つポップできない。
イ:
①push(a) → push(b) → add
⇒a + b
②push(c) → mul
⇒ (a + b) × c
③push(d) → add
⇒(a + b) × c + d
ウ:
push(a) → push(b)
⇒a + b
push(c) → push(d)
⇒c × d
add
⇒a + b + c × d
エ:
push(a) → push(b) → push(c) → push(d) → add
⇒c + d
add
⇒b + c + d
mul
⇒a × (b + c + d)

問3

 関係データベースに関する次の記述を読んで、設問1~4に答えよ。

 ある中学校では、これまで表計算ソフトを使用して管理していた試験の成績をデー
タベース化することになった。この中学校に在籍している、又は過去に在籍したこと
がある生徒及び教員の情報を管理するデータベースは既に運用中であり、これらと連
携させて運用する。
 現在運用中のデータベースの構造は図1のとおりである。下線付きの項目は主キー
を表す。

22sppm_03-01.png

 この中学校は、1年度が3期に分かれており、それぞれの期中に中間試験と期末試
験を実施している。試験科目は、国語,数学,英語,理科,社会の5科目である。ま
た、試験は学年別,科目別に統一した問題で行われている。

設問1 成績を管理するデータベースの構造について、案A及び案Bが提案された。次
      の記述中のH23fa_pm00.pngに入れる正しい答えを、解答群の中から選べ。

22sppm_10.png

      データベースを設計する上で、拡張性の考慮は重要である。その点、案Bは
     案Aと比較してH23fa_pm12.pngに対して柔軟に対応することができる。その反面、
     表の増加に伴い、データを検索する際のSQL文が複雑になりやすく、また、1人
     の生徒の1年間の成績を格納するために必要な成績表のレコード件数は、案Aで
     はH23fa_pm13.png件で済むが、案BではH23fa_pm05.png件となる。扱うデータの総量に
     もよるが、長期の運用を考えた場合、これらの点はデータ操作時の性能にも影響
     を与えるおそれがある。
      データベースの設計においては、運用時の利用形態を想定した上で、操作性,
     拡張性,実行性能などを多角的に評価する必要がある。この中学校では操作性を
     重視して案Aを採用した。

aに関する解答群
 ア 学期の増減         イ 試験回数の増減
 ウ 試験科目の増減       エ 生徒の増減

b,cに関する解答群
 ア 2      イ 4     ウ 6     エ 12
 オ 24      カ 30    キ 48    ク 60

※解答・解説はマウスをドラッグすると表示されます。

案A
<成績表>
「生徒番号、年度、試験ID」を主キーとしている。
これら3つの情報を得ると、5科目の得点が格納される。

<試験表>
「試験ID」を主キーとし、試験名称が格納される。

案B
<成績表>
「生徒番号、年度、試験ID、科目ID」を主キーとしている。
これら4つの情報を得ると、科目IDで識別される科目の得点が格納される。

<試験表>
「試験ID」を主キーとし、試験名称が格納される。

<科目表>
「科目ID」を主キーとし、科目名称(国語、数学、英語、理科、社会)が格納される。

(a)案Bは別表で科目表としているので、試験科目の増減に対して柔軟に対応できるといえる。



(b)案Aの生徒1人の1年間の成績を格納するのに必要な成績表のレコード件数
1年間の成績には、「1学期中間、1学期期末、2学期中間、2学期期末、3学期中間、3学期期末」の6回ある。
案Aの場合、「生徒番号、年度、試験ID」を得ると5科目の得点が格納されるので、1年間の成績を
格納するには、6件で済む。



(c)案Bの場合
案Bの場合は、別表として「科目ID」を得なければ得点が得られないので、
生徒1人の5科目の得点を得る為には、5回の操作が必要になる。
従って6×5=30件となる。



設問2 2009年度1学年の2学期中間試験を対象に、生徒ごとの全科目合計点を求め、
     降順に整列して表示する。次のSQL文のH23fa_pm00.pngに入れる正しい答えを、解
     答群の中から選べ。

     SELECT 生徒表.氏名,クラス,国語 + 数学 + 英語 + 理科 + 社会
       FROM 生徒表,履歴表,成績表,試験表
       WHERE 生徒表.生徒番号 = 履歴表.生徒番号
          AND 履歴表.生徒番号 = 成績表.生徒番号
          AND 成績表.試験ID = 試験表.試験ID
          AND 21sppm_01.png
       ORDER BY 国語 + 数学 + 英語 + 理科 + 社会 DESC

解答群
 ア 履歴表.年度 = 2009 AND 履歴表.学年 = 1
   AND 試験表.試験名 = '2学期中間'
 イ 履歴表.年度 = 2009 AND 履歴表.学年 = 1
   AND 試験表.試験名 = '2学期中間' AND 成績表.年度 = 2009
 ウ 履歴表.年度 = 2009 AND 履歴表.学年 = 1
   AND 試験表.試験ID = (SELECT 試験ID FROM 試験表
                  WHERE 試験表.試験名 = '2学期中間')
 エ 履歴表.年度 = 2009 AND 履歴表.学年 = 1
   AND 試験表.試験ID = ANY(SELECT 試験ID FROM 試験表
                  WHERE 試験表.試験名 = '2学期中間')

※解答・解説はマウスをドラッグすると表示されます。

-保留-


設問3 2008年度1学年を対象に、1年間に実施したすべての試験の各科目の平均点を
     クラスごとに求め、担任教員の氏名とともに表示する。次のSQL文の
     H23fa_pm00.pngに入れる正しい答えを、解答群の中から選べ。

     SELECT クラス,教員表.氏名,AVG(国語),AVG(数学),AVG(英語),
         AVG(理科),AVG(社会)
       FROM 履歴表,成績表,教員表
       WHERE 21sppm_01.png
       ORDER BY クラス

解答群
 ア 履歴表.生徒番号 = 成績表.生徒番号
   AND 履歴表.教員番号 = 教員表.教員番号
   AND 履歴表.年度 = 2008 AND 履歴表.学年 = 1
   GROUP BY クラス,教員表.氏名
 イ 履歴表.生徒番号 = 成績表.生徒番号
   AND 履歴表.教員番号 = 教員表.教員番号
   AND 履歴表.年度 = 2008 AND 履歴表.学年 = 1
   AND 成績表.年度 = 2008
   GROUP BY クラス,教員表.氏名
 ウ 履歴表.生徒番号 = 成績表.生徒番号
   AND 履歴表.年度 = 2008 AND 履歴表.学年 = 1
   AND 成績表.試験ID = ANY(SELECT 試験ID FROM 試験表)
   GROUP BY クラス,教員表.氏名
 エ 履歴表.生徒番号 = 成績表.生徒番号
   AND 履歴表.年度 = 2008 AND 履歴表.学年 = 1
   AND 履歴表.教員番号 = ANY(SELECT 教員番号 FROM 教員表)
   GROUP BY クラス,教員表.氏名

※解答・解説はマウスをドラッグすると表示されます。

-保留-


設問4 生徒"情報太郎"の成績を、試験IDの昇順に表示する。次のSQL文の
     H23fa_pm00.pngに入れる正しい答えを、解答群の中から選べ。
      なお、生徒"情報太郎"が複数人いた場合は、過去に在籍したことがある生徒
     も含めて生徒番号の昇順に表示する。

     SELECT 生徒表.生徒番号,成績表.年度,試験名,国語,数学,英語,
         理科,社会
       FROM 生徒表,成績表,試験表
       WHERE 21sppm_01.png
       ORDER BY 生徒表.生徒番号,成績表.年度,試験表.試験ID

解答群
 ア 生徒表.生徒番号 = 成績表.生徒番号
   AND 成績表.試験ID = 試験表.試験ID
   AND 生徒表.氏名 = '情報太郎'
 イ 生徒表.生徒番号 = 成績表.生徒番号
   AND 成績表.試験ID = 試験表.試験ID
   AND 生徒表.氏名 = '情報太郎'
   AND 生徒表.生徒番号 = (SELECT 生徒番号 FROM 生徒表)
 ウ 成績表.生徒番号 = (SELECT 生徒番号 FROM 生徒表 WHERE 氏名 = '情報太郎')
   GROUP BY 試験表.試験ID
 エ 成績表.生徒番号 = (SELECT 生徒番号 FROM 生徒表 WHERE 氏名 = '情報太郎')
   GROUP BY 成績表.年度



-保留-

問4

 動画のストリーミングサーバの設置計画に関する次の記述を読んで、設問1,2に
答えよ。

 S社は表1に示す要件で動画のストリーミングサーバ(以下、サーバという)の設
置を計画している。

22sppm_04-01.png

設問1 次の記述中のH23fa_pm00.pngに入れる正しい答えを、解答群の中から選べ。

      サーバに格納される動画のデータ量は約H23fa_pm12.pngGバイトであり、サーバ
     から動画を送信するときに要求されるビット速度は、平均でH23fa_pm13.pngMビッ
     ト/秒である。ここで、1Gバイト = 109バイト,1Mビット = 106ビットとする。

aに関する解答群
 ア 1.5    イ 12    ウ 15    エ 30    オ 120

bに関する解答群
 ア 7.5    イ 15    ウ 30    エ 60    オ 75

※解答・解説はマウスをドラッグすると表示されます。

(a)サーバに格納される動画のデータ量
1本の動画を再生する平均再生時間は4分であるから、
0.5[Mビット/秒] × 240[秒] = 120[Mビット] = 15[MB]
1本再生するのに15[MB]必要となる。
サーバに格納する動画の本数は1,000本であるから、
15[MB] × 1,000[本] = 15000[MB] = 15[GB]



(b)サーバから動画を送信するときに要求される平均ビット速度
動画1本再生するのに120[Mビット]必要で、クライアントから1分当たりに15本要求される。
1分 = 15本
1秒 = 0.25本
120[Mビット]×0.25 = 30[Mビット]



設問2 次の記述中のH23fa_pm00.pngに入れる正しい答えを、解答群の中から選べ。

      サーバは複数の動画を同時に送信可能である。また、クライアントからの要求
     はランダムに発生し、サーバが同時に送信可能な本数を上回る要求は待ち行列に
     入れられ、順次処理されるものとする。
      このとき、クライアントの要求が待ち行列に入る確率は、待ち行列理論によ
     って、二つの引数をとる関数fで計算することができる。引数の一つは、サーバ
     が同時に送信可能な動画の本数nであり、もう一つは、要求されるトラフィック
     である。この場合、は、H23fa_pm05.pngで、次の式で計算できる。

      クライアントからの1分当たりの要求本数×動画1本の平均再生時間(分)

     fを使い,n,の関係を求めたものを、表2に示す。表2の網掛けの部分が
     である。表2によれば、要件のとおり、要求が待たされる確立を10%以下にす
     るためには、サーバが最低H23fa_pm06.png本の動画を同時に送信できなければなら
     ないことが分かる。
      また、仮に、サーバが86本の動画を同時に送信できる能力をもつとき、要求
     が待たされる確率はおよそH23fa_pm07.png%である。
      なお、回線容量は十分にあり、通信の遅延はないものとする。

22sppm_11.png

cに関する解答群
 ア 1分当たりに送信される動画の本数
 イ 1分当たりの動画の延べ再生時間
 ウ ネットワーク帯域の最大占有率
 エ ネットワークの平均消費帯域幅

dに関する解答群
 ア 71    イ 72    ウ 73    エ 74    オ 75

eに関する解答群
 ア 0.1    イ 0.2    ウ 0.4    エ 0.8    オ 4

※解答・解説はマウスをドラッグすると表示されます。

-保留-

問5

 配達サービス管理システムに関する次の記述を読んで、設問1~3に答えよ。

 家具を販売する小売業のF社では、顧客が購入した家具を、顧客が希望した日に配
達するサービスを実施している。F社では、この配達サービスについて、家具の配達
を受け付けてから配達が完了するまでの状況を管理する。配達サービス管理システム
(以下、管理システムという)を構築することになった。

[配達サービスの仕組み]
(1) 配達サービスとは、F社で家具を購入した顧客に対するサービスであり、購入し
 た家具を、指定した配達先に、希望した日に配達する。
(2) F社では家具それぞれに固有の家具番号を付与している。
(3) 配達サービスは、F社の配達窓口で受付登録をすることによって開始される。配
 達サービスを受けたい顧客は、F社の配達窓口担当者(以下、担当者という)に配
 達を依頼する。
(4) 担当者は、受付登録時に、配達先の郵便番号,住所,氏名及び家具番号を、依
 頼受付画面から管理システムに登録する。1回の受付登録では、配達先は1か所に
 限られ、家具は10個まで登録できる。受付登録後、画面には、その配達先住所に
 配達可能な配達業者(以下、業者という)の社名と受付登録した日(以下、受付日
 という)の翌々日以降で配達可能な日付(以下、配達可能日という)の組合せが表
 示される。
(5) 担当者は、配達可能日を顧客に伝える。顧客は、その中から配達を希望する日
 付(以下、配達予定日という)を指定する。
(6) 担当者は指定された配達予定日を、依頼受付画面から管理システムに登録する。
 登録が完了すると、依頼受付画面に予約番号が表示される。担当者は、予約番号を
 顧客に伝え、受付が完了する。
(7) 担当者は、配達予定日の前日に、配達先情報や配達家具の情報を記載した配達
 依頼リストを、管理システムから出力する。
(8) 業者は、配達予定日の前日に、配達すべき家具と配達依頼リストを担当者から
 受け取る。配達予定日に配達先住所に家具を届け、配達完了を担当者に連絡する。
(9) 配達完了の連絡を受けた担当者は、配達完了日を管理システムに登録する。

 配達サービスにおける情報の流れを、図1に示す。

22sppm_05-01.png

[管理システムの概要]
(1) 管理システムは、端末とサーバで構成される。端末には担当者が用いる画面イ
 ンタフェースを構築し、サーバでは、配達に関連する情報を、受付ファイル,業者
 ファイル,郵便番号別業者ファイル及び予約ファイルとして保持する。
(2) 受付ファイルには、顧客から配達の依頼があったときに付与される一意の受付
 番号とともに、住所など配達に必要な顧客の情報を登録する。受付ファイルのレコ
 ード様式を、図2に示す。

22sppm_05-02.png

(3) 業者ファイルには、業者コード,業者名及び業者連絡先が登録されている。業
 者ファイルのレコード様式を、図3に示す。

22sppm_05-03.png

(4) 郵便番号別業者ファイルには、ある配達可能日にその郵便番号が示す地域に家
 具を配達可能な業者と、その業者がその日に配達可能な件数の上限値を登録する。
 郵便番号別業者ファイルのレコード様式を、図4に示す。ここで、一つの業者は一
 つの地域だけを対象とする。

22sppm_05-04.png

(5) 予約ファイルには、配達予定日が確定したときに付与される一意の予約番号と
 ともに、業者コード,配達予定日及び受付番号を登録する。配達完了日には、配達
 完了までは空白が格納されており、配達が完了するとその日付が格納される。予約
 ファイルのレコード様式を、図5に示す。

22sppm_05-05.png

(6) 配達依頼リストは、業者が家具を配達する際に用いるリストであり、業者名,
 顧客への配達予定日,その業者の配達先件数,配達先情報,予約番号,家具の個数
 及び家具番号が記載されている。顧客への配達予定日の前日に、業者コード順に管
 理システムから出力される。配達依頼リストの例を、図6に示す。

22sppm_05-06.png

設問1 次の記述中のH23fa_pm00.pngに入れる正しい答えを、解答群の中から選べ。

      依頼を受けた配達先住所に対して、その配達先住所へ配達可能な業者と配達可
     能日の組合せを表示する機能を考える。
      まず、郵便番号別業者ファイルから、受付時に入力した配達先郵便番号と一致
     し、かつ、配達可能日がH23fa_pm12.pngレコードを取り出す。
      次に、郵便番号別業者ファイルから取り出したレコード1件ごとに予約ファイ
     ルを検索する。検索の条件は、業者コードが等しく、かつ、予約ファイルの配達
     予定日がH23fa_pm13.pngことである。この検索によって、その業者で、配達予定日
     が確定している配達先の件数が判明する。この確定している配達先の件数が、配
     達先件数の上限値に達していなければ、その業者とその日付は配達可能と判断で
     き、表示の対象とする。

解答群
 ア 受付日の翌々日以降となる        イ 受付日以降となる
 ウ 受付日と同じ              エ 受付日以前となる
 オ 配達可能日以降となる          カ 配達可能日と同じ
 キ 配達可能日と同じでない         ク 配達可能日以前となる
 ケ 配達予定日と同じ            コ 配達予定日と同じでない

※解答・解説はマウスをドラッグすると表示されます。

(a)問題文の(3)に答えが記載されている。
担当者は、受付登録時に、配達先の郵便番号、住所、氏名及び家具番号を、依
頼受付画面から管理システムに登録する。1回の受付登録では、配達先は1か所に
限られ、家具は10個まで登録できる。受付登録後、画面には、その配達先住所に
配達可能な配達業者(以下、業者という)の社名と受付登録した日(以下、受付日
という)の翌々日以降で配達可能な日付(以下、配達可能日という)の組合せが表
示される。



(b)
-保留-


設問2 図7は、配達依頼リストを作成する処理の流れである。図7の処理Fで作成す
     る集計結果ファイルのレコード様式を、図8に示す。次の記述中のH23fa_pm00.png
     入れる正しい答えを、解答群の中から選べ。

22sppm_12.png

 処理B:ファイルAから、配達予定日が翌日のデータを取り出す。
 処理C:処理Bの処理結果を、H23fa_pm06.pngで並べ替える。
 処理D:処理Cの処理結果とH23fa_pm05.pngの内容を、H23fa_pm06.pngをキーとして突き合
     わせる。一致したH23fa_pm05.pngのレコード内容と合わせて出力する。
 処理E:処理Dの処理結果を、業者コードで並べ替え、中間ファイルを作成する。
 処理F:処理Eの処理結果である中間ファイルの、業者コードごとのH23fa_pm07.pngを数
     え、その値を配達先件数に入れ、集計結果ファイルを作成する。
 処理G:中間ファイル,集計結果ファイル及び業者ファイルから、配達依頼リストを
     作成する。

cに関する解答群
 ア 受付ファイル    イ 郵便番号別業者ファイル    ウ 予約ファイル

dに関する解答群
 ア 受付番号      イ 受付日            ウ 配達可能日
 エ 配達予定日     オ 郵便番号           カ 予約番号

eに関する解答群
 ア 家具の個数     イ 配達先件数の上限値      ウ レコード件数

※解答・解説はマウスをドラッグすると表示されます。

-保留-




設問3 担当者は、業者から配達完了の連絡を受けて配達完了日を登録する。配達完了
     の登録に必要な"配達完了日"以外の項目として正しい答えを、解答群の中から
     選べ。

解答群
 ア 受付日,郵便番号
 イ 業者コード,郵便番号
 ウ 業者コード,郵便番号,配達可能日
 エ 配達予定日
 オ 予約番号

※解答・解説はマウスをドラッグすると表示されます。

-保留-
プロフィール

基本情報技術者午後対策@のぶ

HN:のぶ
性別:男性
年齢:29歳
出身地:北海道

IT関係の高校,大学卒業後、ダメ人間だったのでうまく就職できませんでした・・・。かなり反省しています。よって、25歳で上京!
"できる"ITエンジニアを目指しています。この不況下、就職するのも厳しい時代ですが、頑張っていきましょう!!
合格出来るまで、IT資格を沢山取っていきたいです。

【現IT資格保持】
・CCNA(640-802J)

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