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問1

 温度モニタに関する次の記述を読んで、設問1~3に答えよ。

 図1に温度モニタのシステム構成図の一部を示す。
 温度の検出範囲は0~99℃とし、対応するA/D変換器の出力値は、0~99の16ビ
ット符号なし2進数とする。このシステムは、タイマ割込み発生時に起動される割込
みプログラムの中で温度検出器の出力値をA/D変換器を介して割り込み、2個の7セ
グメントLEDからなる表示器に表示する。1個の7セグメントLEDには10進数の
数字1けたを表示する。検出された温度0~99℃に対して、表示器では"00"~
"99"として表示する。
 LEDの各セグメントは、対応する出力ポートのビットの値が1のとき点灯し、0の
とき消灯する。7セグメントは、対応する出力ポートのビットの値が1のとき点灯し、0の
とき消灯する。7セグメントLEDに、"0"~"9"の数字を表示するために、対応す
る8ビットのデータを数字の字形に合わせて設定する。これらを形状データという。
 割込みプログラムが起動するA/D変換の開始から、表示処理の完了までの時間は、
タイマ割込み間隔に比べて十分短い。

22fa1-1.jpg

 割込みプログラム中で、各機器に対するデータの割込み及び書込みは各機器に割り
当てられたI/Oポート番号を指定して行う。7セグメントLEDが接続されている出力
ポートにはI/Oポート番号1が、A/D変換器にはI/Oポート番号2と3がそれぞれ割
り当てられている。表1に出力ポートとA/D変換器の動作概要を示す。

22fa1-2.jpg

設問1 下位けたの7セグメントLEDに図2のように"5"を表示したい。出力ポート
     のビット7~0に設定すべき形状データとして正しい答えを、解答群の中から選
     べ。ここで、形状データはビット7を最上位ビットとする16進数で表記する。

22fapm_00.png

解答群
 ア 66    イ B6    ウ BE    エ DA    オ F2

※解答・解説はマウスをドラッグすると表示されます。

下位けたの7セグメントLEDに「5」を表示させるには、
出力ポート「1」「2」「4」「5」「7」のビットを立てればいいので、
(10110110)となり、これを16進数に変換すると「B6」となる。



設問2 タイマ割込み発生時に起動される割込みプログラムについて、その処理の流れ
     を図3に示す。図3の処理中のH23fa_pm00.pngに入れる正しい答えを、解答群の中
     から選べ。
      なお、処理中で使用している擬似命令の意味は表2のとおりとする。

22fa1-4.jpg

解答群
 ア INPUT 1     イ INPUT 2     ウ OUTPUT 1
 エ OUTPUT 2   オ OUTPUT 3

※解答・解説はマウスをドラッグすると表示されます。

(a)表2「番号2のI/Oポートに値1を書き込むとA/D変換が開始される。」この事から、OUTPUT 2が正しい。



(b)表2「番号2のI/Oポートから読み込んだ値が0ならば、変換中を示す。」この事から、INPUT 2が正しい。



設問3 割込みプログラムの中で呼び出す手続DISPLAYの仕様と実行例は次のとお
     りである。実行例に関する記述中のH23fa_pm00.pngに入れる正しい答えを、解答群
     の中から選べ。

     [手続DISPLAYの仕様]
      DISPLAYはGRに設定されたデータが示す値を表示器に表示する。7セグメ
     ントLEDに"0"~"9"の数字を表示するために、それぞれ8ビットからな
     る10個の形状データを表としてプログラム中に保持している。
      GRに設定されたデータは、検出した温度に対応する0~99の16ビット符
     号なし2進数であり、このまま出力ポートに設定しても意図した表示にはなら
     ない。GRの内容を図4のとおり2けたのBCD(2進化10進数)に変換し、表
     を引き、各けたに対応した形状データを図5のとおりにGRに設定して出力ポ
     ートに書き込む。

22fa1-5.jpg

     [手続DISPLAYの実行例]
      図5のGRの内容が16進数表記でFEFCであったとき、BCD値を格納して
     いた図4のGRの内容は16進数表記でH23fa_pm05.pngであり、割込みプログラム
     から手続DISPLAYに渡されたGRの内容は16進数表記でH23fa_pm06.pngである。

cに関する解答群
 ア 0008   イ 0309   ウ 0800   エ 0903   オ 0907

dに関する解答群
 ア 0008   イ 0027   ウ 0050   エ 005D   オ 0061

※解答・解説はマウスをドラッグすると表示されます。

(c)「FEFC」を2進数に変換すると、「1111 1110 1111 1100」である。
この場合、出力される値は「80」であるので、上位けたBCDは「8」で、下位けたBCDは「0」である。



(d)LEDに表示される値は「80」であるので、2進数に変換すると、(0000 0000 0101 0000)であり、
更に16進数に変換すると、「0050」である。

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問2

 コールセンターの対応記録管理に関する次の記述を読んで、設問1~4に答えよ。

 F社では、新しいソフトウェア製品の発売と同時に、そのソフトウェア製品に関す
る質問を受けるコールセンターを開設することにした。コールセンターでの対応内容
は、すべてデータベースに記録する。

[コールセンターの業務]
(1) 製品を購入した利用者には、一意な利用者IDが発行されている。質問を受ける
 際は、この利用者IDを通知してもらう。
(2) 対応内容をデータベースに記録する際、その質問の原因を特定する種別を設定
 する。種別とは、"マニュアル不備","使用法誤解"などの情報である。それぞれ
 の種別に対して一意に種別IDを割り当てる。
(3) データベースを検索し、過去に同じ種別IDをもつ類似の質問があった場合は、
 その受付番号を類似受付番号として記録しておく。

 図1は、これらの業務を基に、データベースを構成するデータ項目を検出したもの
である。下線付きの項目は主キーを表す。

22fa2-1.jpg

設問1 図1に示したデータ項目を正規化して図2に示す表を設計し、運用を始めた。
     実施した正規化に関する説明文のH23fa_pm00.pngに入れる正しい答えを、解答群の
     中から選べ。

22fa2-2.jpg

     図1に示した状態は非正規形と呼ばれ、1事実1か所の関係が成立していない
    ので、重複更新,事前登録,関係喪失などの問題がある。このため、第1正規化
    から順に第3正規化までを行うことにした。
     まず、第1正規化の作業では、H23fa_pm12.png。次に、第2正規化の作業では、
    H23fa_pm13.png。そして、第3正規化の作業では、H23fa_pm05.png

解答群
 ア 受付番号と類似受付番号の組合せを主キーとし、繰返し要素を排除した
 イ 既に当該正規形に準じていたので、適用は不要だった
 ウ データ参照時の処理性能を考慮し、質問と回答を一つの表で管理するようにした
 エ 利用者表、サポート員表及び種別表を作成し、主キー以外の項目における関数従
  属性を排除した
 オ 類似表を作成し、主キーの一部における関数従属性を排除した

※解答・解説はマウスをドラッグすると表示されます。

(a)第1正規化は、繰り返し部分を排除するので、
「受付番号と類似受付番号の組合せを主キーとし、繰り返し要素を排除した」が正しい。



(b)第2正規化は、主キーにおける関係従属を排除するので、
「類似表を作成し、主キーの一部における関係従属性を排除した」が正しい。



(c)第3正規化は、主キー以外の関係従属を排除するので、
「利用者表,サポート員表及び種別表を作成し、主キー以外の項目における関係従属性を排除した」が正しい。



設問2 ある利用者から"オプションの指定方法"に関する質問を受けた。過去に類似
     の質問があったかどうかを確認するため、"オプション"というキーワードを含
     む質問をすべて抽出する。次のSQL文のH23fa_pm00.pngに入れる正しい答えを、解
     答群の中から選べ。

SELECT 対応表.受付番号,利用者表.利用者名,対応表.質問
 FROM 対応表,利用者表
 WHERE 対応表.利用者ID = 利用者表.利用者ID
     AND 21sppm_01.png

解答群
 ア 質問 ANY ('%オプション%')    イ 質問 ANY ('_オプション_')
 ウ 質問 IN ('%オプション%')    エ 質問 IN ('_オプション_')
 オ 質問 LIKE '%オプション%'    カ 質問 LIKE '_オプション_'

※解答・解説はマウスをドラッグすると表示されます。

上記SQL文を解読すると、
SELECT文 は、「対応表の中の受付番号」「利用者表の中の利用者名」「対応表の中の質問」を抽出しなさい。
それはどこからですか?と言うのに当てはまるのがFROM文であり、FROM文は、「対応表」「利用者表」の中から、
どんな条件で、抽出しますか?に当てはまるのがWHERE文であり、WHERE文は、「対応表の中の利用者ID」と
「利用者表の中の利用者ID」が等しい場合、かつ(         )であるものをという意味です。
問題となっている部分は、"オプション"というキーワードを含む質問である。

解答群から、ANY演算子は、「値リストとして指定された値のいずれかの値」という意味なので、バツ
IN演算子は、「複数の値のどれかが当てはまる」という意味なので、バツ
LIKE演算子は、「ある文字列の中で特定の文字が含まれている」という意味なので、これが正解。
つまり、オかカである。
%はワイルドカードを意味しており、_(アンダーバー)は任意の一文字を示す。
%オプション%の場合、「あいうえオプションおかき」と言う文字列は対象となるが、
_オプション_の場合だと対象にはならない。_(アンダーバー)は任意の一文字であるので、
「えオプションお」という文字列は対象となる。



設問3 製品のバージョンアップに当たり、コールセンターの対応記録を参考にして機
     能改善を検討することにした。種別が"使用法誤解"であった質問を抽出し、類
     似件数の多い順に表示する。次のSQL文のH23fa_pm00.pngに入れる正しい答えを、
     解答群の中から選べ。

     SELECT 類似受付番号,COUNT(*) FROM 対応表,種別表,類似表
       WHERE 21sppm_01.png
       ORDER BY COUNT(*) DESC

解答群
 ア 対応表.種別ID = (SELECT 種別ID FROM 種別表 WHERE 種別 = '使用法誤解')
   GROUP BY 類似表.類似受付番号
 イ 対応表.種別ID = (SELECT 種別ID FROM 種別表 WHERE 種別 = '使用法誤解')
   AND 対応表.受付番号 = 類似表.受付番号 GROUP BY 類似表.受付番号
 ウ 対応表.種別ID = 種別表.種別ID AND 対応表.受付番号 = 類似表.受付番号
   AND 種別表.種別 = '使用法誤解' GROUP BY 類似表.受付番号
 エ 対応表.種別ID = 種別表.種別ID AND 対応表.受付番号 = 類似表.受付番号
   AND 種別表.種別 = '使用法誤解' GROUP BY 類似表.類似受付番号

※解答・解説はマウスをドラッグすると表示されます。

-保留-


設問4 新たに提供する製品に関する質問を記録するために、現在の表に製品型番の列
     を追加して製品を識別できるようにする。表の拡張と同時に、これまで蓄積した
     情報の製品型番の列にはすべて"A001"を設定する。正しいSQL文を、解答群
     の中から選べ。

解答群
 ア ALTER TABLE 対応表 ADD 製品型番 CHAR(4) DEFAULT 'A001' NOT NULL
 イ ALTER TABLE 対応表 MODIFY 製品型番 CHAR(4) DEFAULT 'A001' NOT NULL
 ウ CREATE TABLE 対応表 (製品型番 CHAR(4) DEFAULT 'A001')
 エ INSERT INTO 対応表 製品型番 VALUES 'A001'

※解答・解説はマウスをドラッグすると表示されます。

-保留-

問3

 CRC(巡回冗長検査)に関する次の記述を読んで、設問1~3に答えよ。

 CRCは、誤り検出方式の一つである。送信側でデータに誤り検出符号(以下、符
号という)を付加して送信し、受信側で検査することによって、転送の際の誤りの有
無を判断する。

設問1 次の記述中のH23fa_pm00.pngに入れる正しい答えを、解答群の中から選べ。

     CRCを採用したパケット転送システムでは、送信側でパケットに符号が付加
    され、受信側で誤りの有無を検査する。受信側で誤りが検出されると、送信側に
    対して該当パケットの再送を要求する。100個のパケットに格納されたデータの
    転送において、受信側が実際に受信したパケットが、再送されたパケットも含め
    てH23fa_pm00.png個であったとすると、受信したパケットの20%から誤りが検出さ
    れたことになる。ここで、送信したパケットは必ず相手に届くものとする。また、
    パケットの再送要求は誤りなく届き、再送要求には必ず応じるものとする。

解答群
 ア 100     イ 102     ウ 120     エ 125

※解答・解説はマウスをドラッグすると表示されます。

データのパケットがN個で、20%の誤りが検出された。という事は80%は正しいデータである。
よって、
N×0.8=100
N=125



設問2 次の記述中のH23fa_pm00.pngに入れる正しい答えを、解答群の中から選べ。

     任意の長さのビット列の符号を求める計算手順を次に示す。ここで、符号の長
    さはnビットとする。

    [nビットの符号を求める計算手順]
    (1) 左端及び右端のビットが1である(n+1)ビットのビットパターン(以下、
     マスクという)を定める。
    (2) 符号計算対象のビット列の右端にnビットの0を付加したビット列を作る。
    (3) (2)で作ったビット列に対して次の操作を行う。
      ① ビット列の左端から調べ、最初に値が1であるビットの位置pを見つける。
      ② pを左端としp+nを右端とする部分ビット列に対し、マスクで排他的論
       理和(XOR)を取る。
      ③ ビット列の右端nビット以外がすべて0になるまで、①及び②を繰り返す。
    (4) (3)の操作で得られたビット列の右端nビットが符号となる。

      図に、マスクが101のときの符号(2ビット)を計算する例を示す。

22fa3-1.jpg

     マスク101で計算した、符号計算対象のビット列0010 0110の2ビットの符号
    はH23fa_pm00.pngである。

解答群
 ア 00     イ 01     ウ 10     エ 11

※解答・解説はマウスをドラッグすると表示されます。

0010 0110 00
  10 1
------------------------
0000 1110 00
     101
------------------------
0000 0100 00
      101
------------------------
0000 0001 00
        1 01
------------------------
0000 0000 01 となる。



設問3 次の記述中のH23fa_pm00.pngに入れる正しい答えを、解答群の中から選べ。

       誤りの有無の検査は、次の手順で行う。

      [誤りの有無の検査手順]
      (1) 受信したビット列に対して、送信側で符号の計算に利用したものと同じマ
       スクを使い、[nビットの符号を求める計算手順]の(3)と同じ処理を行う。
      (2) 右端nビットの値によって、誤りの有無を判断する。

       受信したビット列(符号が付加されたビット列)を、誤りの有無の検査手順に
      従がって検査すると、誤りがなければ最後に残った右端nビットの値は
      H23fa_pm12.pngになる。このことは次の手順で説明できる。

      [手順]
      (1) 符号計算対象のビット列を一つの数値と見ると、符号は次の式で表せ
       る。
         式①  22fapm_01.png
        ここで、22fapm_02.pngはXORを表し、mはXORの繰返し回数とする。di(1≦i≦m)
       はマスクに対応するビット列である。図の例では、d1=01010000000,
       d2=0001010000,d3=0000001010である。
      (2) [誤りの有無の検査手順] で得られた結果の右端nビットの値は、次の
       式で表せる。
         式②  22fapm_03.png
      (3) 式②を変形すると次の式となる。
         式③  22fapm_04.png
      (4) 式①と式③によって、
         H23fa_pm13.png
       となる。

       マスク101で計算した符号を右端に付加したビット列1001001101を受信した。
      このビット列にはH23fa_pm05.png

aに関する解答群
 ア すべてのビットが0       イ すべてのビットが1
 ウ 符号と同じ            エ 符号の各ビットを反転させたものと同じ

bに関する解答群
 ア 2n-1     イ C   ウ 22fapm_05.png   エ 22fapm_06.png

cに関する解答群
 ア 誤りが含まれる            イ 誤りは含まれない
 ウ 誤りが含まれるか否かは判断できない

※解答・解説はマウスをドラッグすると表示されます。

(a)設問2で、ビット列(0010 0110)の2ビット符号は01である事がわかっている為、
0010 0110 01というビット列は誤りが無いと判断できる。
このビット列で誤り有無の監査を行うと、
0010 0110 01
  10 1
------------------------
0000 1110 01
     101
------------------------
0000 0100 01
      101
------------------------
0000 0001 01
        1 01
------------------------
0000 0000 00 となるので、
「すべてのビットが0」であれば誤りが無い。



(b)
式①:画像1
式③:画像2
①の左辺は、Cであるので、画像3=Tとなる。



(c)
1001 0011 01
101
------------------------
0011 0011 01
  10 1
------------------------
0001 1011 01
   1 01
------------------------
0000 1111 01
     101
------------------------
0000 0101 01
      101
------------------------
0000 0000 01 となりこのビット列には誤りがある。

問4

 認証システムに関する次の記述を読んで、設問に答えよ。

 複数のクライアントと複数のアプリケーションサーバ(以下、APサーバという)
が接続されているネットワークにおいて、単純な認証システムを利用する場合につい
て、ここでは二つの問題点を取り上げる。
 ① 利用者は、使用するクライアントから各APサーバにログインするごとに、利
  用者IDとパスワードの入力操作を行わなければならない。
 ② クライアントとAPサーバとの間の通信データの横取りと偽造によって、APサ
  ーバのサービスが不正に利用される危険性がある。
 ここで、これらの問題を改善するための認証システム(以下、新認証システムとい
う)を考える。
 なお、ここでは、これらの問題に直接関連しない仕様については、その記述を省略
する。

[新認証システムによる問題点の解消]
 問題点①に対しては、利用者が一度、利用者IDとパスワードをクライアントに入
力して認証を受ければ、そのクライアントと各APサーバ間での認証は、利用者を介
さないで済むように改善する。
 このために、チケットと呼ぶ認証データを用いる。チケットは、クライアントに対
して発行され、そのクライアントは、APサーバの認証を得るとき、発行されたチケ
ットをAPサーバに送信する。
 問題点②に対しては、APサーバに送信されたチケットが、チケットの発行を受け
たクライアントから送られてきたものであることを、APサーバが確認できるよう、
チケットとは別に認証子と呼ぶ認証データを用いる。

 図1に新認証システムの構成を示す。

22fa4-1.jpg

[新認証システムの構成と方式についての説明]
(1) 新認証システムでは、共通鍵暗号方式によって、通信データを暗号化する。以
 下、共通鍵を鍵という。
(2) 認証サイトは、認証サーバ、鍵データベース及びチケット発行サーバで構成する。
(3) チケット発行サーバの鍵は、チケット発行サーバ自体と鍵データベースに登録
 されている。
(4) 各APサーバの鍵は、それぞれのAPサーバ自体と鍵データベースに登録されて
 いる。
(5) 利用者の鍵は、利用者のパスワードから計算して決められ、鍵データベースに登
 録されている。クライアントには、利用者が入力したパスワードから計算した鍵が、
 利用者がクライアントの利用を終了するまで、一時的に保持される。

[認証のための通信の例]
 図2は、利用者が、クライアントCから目的のAPサーバSにアクセスする場合の
認証の流れを示す。

22fapm_07.png

 認証は、次の3段階で行われる。ここで、enc(x)は、xを暗号化したものを表す。

 第1段階は、クライアントCがチケット発行サーバTにチケットを要求するための
チケット(以下、チケット発行サーバT用チケットという)の認証サーバAへの要求
(図2中の通信①)と、その発行(図2中の通信②)である。
 通信①では、クライアントCは、次のデータを認証サーバAに送信する。

22fapm_08.png

 通信②では、認証サーバAは、次のデータをクライアントCに応答する。

22fapm_09.png

 第2段階は、クライアントCがAPサーバSにアクセスするためのチケット(以下、
APサーバS用チケットという)のチケット発行サーバTへの要求(図2中の通信③)
と、その発行(図2中の通信④)である。
 通信③では、クライアントCは、次のデータをチケット発行サーバTに送信する。

22fapm_10.png

 チケット発行サーバTは、TICKETCTを送信したのが間違いなくクライアントCで
あることをTICKETCTとAUTHC1から確認する。確認ができたとき、通信④では、チ
ケット発行サーバTは、次のデータをクライアントCに応答する。

22fapm_11.png

 第3段階は、APサーバS用チケットの掲示である(図2中の通信⑤)。
 通信⑤では、クライアントCは、次のデータをAPサーバSに送信する。

22fapm_12.png

 APサーバSは、TICKETCSを送信したのが間違いなくクライアントCであることを
TICKETCSとAUTHC2から確認する。確認ができたとき、利用者は、クライアントC
から、APサーバSへのアクセスが許可される。

設問 本文中のH23fa_pm00.pngに入れる正しい答えを、解答群の中から選べ。

aに関する解答群
 ア C-T間のセッション鍵KEYCT    イ チケット発行サーバTのID IDT
 ウ チケット発行サーバTの鍵KEYT  エ 利用者ID IDC

b,cに関する解答群
 ア APサーバSのID IDS        イ APサーバSの鍵KEYS
 ウ C-S間のセッション鍵KEYCS   エ C-T間のセッション鍵KEYCT
 オ チケット発行サーバTの鍵KEYT

dに関する解答群
 ア APサーバSの鍵KEYS      イ C-S間のセッション鍵KEYCS
 ウ C-T間のセッション鍵KEYCT  エ チケット発行サーバTの鍵KEYT

※解答・解説はマウスをドラッグすると表示されます。

【共通鍵暗号方式】
暗号化と複合化で同じ鍵を使う暗号方式。

(a)通信①で利用者IDとチケット発行サーバTのIDを渡している。その為には、
利用者の鍵KEYCと、チケット発行サーバTの鍵KEYTが必要となる。



(b)


-保留-

問5

 部品の棚卸金額計算に関する次の記述を読んで、設問1~5に答えよ。

 製造業が、製品製造のために購入する部品は、同じ部品であっても、その調達時期
によって購入時の単価(以下、購入単価という)が変動する場合がある。したがって、
期末時点で在庫となっている部品の棚卸金額を求める場合、個々の購入単価と数量を
使って計算する。
 しかし、大量生産を行う製造業のT社では、必要な部品の種類と数量が非常に多
い。購入した部品を受け入れて在庫とし、在庫から部品を払い出して製品を製造する
まで、部品の一つ一つを管理することは難しく、実際に在庫となっている個々の部品
の購入単価から金額を計算することは困難である。
 部品を受け入れた日付を受入日付、受け入れた数量を受入数量、払い出した日付を
払出日付、払い出した数量を払出数量という。
 T社では、先入先出法によって、購入した部品の棚卸金額を計算している。先入先
出法とは、受入日付が最も古い部品から順に払出しが行われたものとみなして、購入
した部品の棚卸金額を計算する方法である。

[棚卸金額計算の処理]
 図1に、T社が購入した部品の棚卸金額計算処理の流れを示す。この処理で扱うフ
ァイルは、すべて順ファイルである。

22fapm_13.png

(1) 受入情報作成処理では、期首在庫ファイルと、期中の部品の受入れを記録した
 期中受入れファイルの二つを整列して併合し、受入情報ファイルとして出力する。
  受入情報ファイルのレコード様式は、次のとおりである。部品は、部品番号で管
 理している。

22fapm_14.png

  なお、T社の場合、同じ部品を同じ日に複数回受け入れることはない。
(2) 払出情報作成処理では、期中の部品の払出しを記録した期中払出しファイルを
 用いて払出数量の集計を行い、払出情報ファイルを出力する。
(3) 棚卸計算処理では、突合せを行い、期末在庫ファイルと棚卸金額ファイルを作
 成する。

 図3に、棚卸計算処理の流れを示す。
 受入情報ファイルと払出情報ファイルとの突合せによって、払出情報ファイルのレ
コードの払出数量分を、受入情報ファイルの受入日付が古いレコードから順に引き当
てていく。引き当てられずに残った受入情報ファイルのレコードの数量と購入単価を
使って、期末在庫ファイルと棚卸金額ファイルのレコードを作成する。
 数量が0となった受入情報ファイルのレコードは、期末在庫ファイルには出力しな
い。また、期末在庫ファイルは、次期の期首在庫ファイルとなる。期末在庫ファイル
と期首在庫ファイルは、受入情報ファイルと同じレコード様式である。

22fapm_15.png

設問1 図1中の受入情報作成処理では、期首在庫ファイル及び期中受入れファイルを
     昇順に整列して併合し、受入情報ファイルとして出力する。整列に最低限必要な
     キー項目とその並びとして正しい答えを、解答群の中から選べ。ただし、解答群
     の項目の並びは、左の項目の方が整列の優先度が高い。

解答群
 ア 受入日付           イ 受入日付,受入数量
 ウ 受入日付,部品番号      エ 部品番号
 オ 部品番号,受入日付      カ 部品番号,購入単価

※解答・解説はマウスをドラッグすると表示されます。

-保留-


設問2 図1中の払出情報ファイルに最低限必要な項目として正しい答えを、解答群の
     中から選べ。

解答群
 ア 受入日付,払出数量          イ 受入日付,払出数量,払出日付
 ウ 受入日付,払出数量,部品番号     エ 払出数量,払出日付
 オ 払出数量,払出日付,部品番号     カ 払出数量,部品番号

※解答・解説はマウスをドラッグすると表示されます。

-保留-


設問3 図1中の払出情報作成処理では、払出数量の集計を行う。この集計処理に最低
      限必要なキー項目として正しい答えを、解答群の中から選べ。

解答群
 ア 受入日付               イ 受入日付,払出日付
 ウ 受入日付,部品番号          エ 払出日付
 オ 払出日付,部品番号          カ 部品番号

※解答・解説はマウスをドラッグすると表示されます。

-保留-


設問4 図3中のP1~P3のうち、"受入情報読込み"が入るすべての箇所の組合せと
     して正しい答えを、解答群の中から選べ。

解答群
 ア P1         イ P2          ウ P3
 エ P1,P2      オ P1,P3        カ P2,P3
 キ P1,P2,P3

※解答・解説はマウスをドラッグすると表示されます。

-保留-


設問5 図3中の条件C1,C2に入れる組合せとして正しい答えを、解答群の中から選
    べ。

解答群
22fapm_16.png

※解答・解説はマウスをドラッグすると表示されます。

-保留-
プロフィール

天界の雀聖

HN:雀聖
性別:男性
年齢:3x歳
出身地:北海道

IT関係の高校,大学卒業後、ダメ人間だったのでうまく就職できませんでした・・・。かなり反省しています。よって、25歳で上京!
"できる"ITエンジニアを目指していました。
色々あり、IT業界の仕事は辞めてしまいましたが、ITの分野に興味があるのでIT業界で仕事をする又は、目指している皆さんのお役に立てるかと思い、このブログを開設しました。頑張りましょう!

【現IT資格保持】
・CCNA(640-802J)

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